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先日、MIAUのネットの羅針盤 SOPAの回に出たときに、tumblrが面白い反SOPAキャンペーンやって9万人近いtumblrユーザが国会議員に電凸したよというお話をしたのだけれども、今日はそのtumblrのキャンペーンがどう面白かったのかというお話。[…]American Censorship Dayには多数のウェブサイトがSOPA反対キャンペーンを展開しており、tumblrだけがすごかったというつもりはない。ただ、自前のプラットフォームを利用してうまくユーザに危機感を伝えたこと、他のサービスと連携してユーザのハードルを下げつつアクションを誘発したこと、自前のプラットフォームで声を広げようとしていたことなど、目を見張る点が多かった。
(87,834人のtumblrユーザが国会議員にSOPA反対の電凸をしたわけ - P2Pとかその辺のお話@はてなから)

このキャンペーンにより、87,834人がトータル1,293時間、それぞれの地元の議員に意見を伝える電話をしたとのこと。日本語記事で、面白いので、あとはリンク先の記事で読んでもらうほうがよいと思います。

Twitter / @yomoyomoから。

以前にポストした「Obama for America」がかなりよく使われていて、またタグを綺麗に使っていると思ったので再度ポスト。

We can’t wait」タグが最初に気になったもの。このタグでは雇用問題に関する取り組みが「なぜもう待ったなしなのか」、実際に雇用問題に直面している人からの肉声を募っています。タイミングやテーマから「We are the 99%」を想起させるところ。呼びかけのポストはこちらで、submitページからの投稿の他、個々人のTumblrに「We can’t wait」タグつきで投稿してくれてもいい、というのははじめて見るうまい使い方だと思いました。

その他のタグを見ていくと、「video」タグではYouTube上の関連動画が一覧でき、「design」タグにはホームページの更新やポスターなどの情報がまとまっています。どちらも、このタグならば閲覧者が一覧を見たいと思いそう。これは日本の政治家、政党にもでもやってほしいと思ったのは、「Infographics」タグ。論点や背景、そしてもちろん提案/政策のビジュアライズ、いいと思います。

全体にタグが「とりあえず」「思いつき」ではなく「この一覧は確かにあると嬉しい」ものになってると感じました。あとはタグの一覧ないしタグクラウドがあると良さそう。

Thai Flood Hacksは洪水禍にあったタイの人たちの洪水下でのライフハックを集めたTumblrサイト。投稿ページやFacebook上で寄せられたものを掲載しているようです。Flood-hacking in Thailand - Boing Boingより。

Catch A Looter」は2011年8月6日から発生しているロンドンでの暴動(参考:CNN)について、略奪者の情報を募集、掲載しているTumblrサイト。blogs.forbes.comなどが報じている。

Vancouver 2011 Riot Criminal List」の時もそうだったように、今回もTumblrだけではなく、Facebookページ「Lets catch the London 2011 rioters and looters」、Flickrアカウント「Flickr: Metropolitan Police’s Photostream」などが立ち上がっている。まだある。「Identify The London Rioters」、そしてGoogleグループを利用している「London Riots Facial Recognition」。

シロクマ日報で「自分と同じ年代や立場の人々が、(良い意味でも悪い意味でも)権力を恐れずに、デモや暴動に参加している姿。ソーシャルメディアはこれらの『火』を起こすマッチではありませんが、起きた火を伝える『導火線』としての役割を負うケースが出てきた、と言えるのではないでしょうか」という指摘は、ジャスミン革命以降の、ウィキリークス以後の現在を意識させる。ただその火は、少なくとも3種類観測できる。

  • デモや抗議行動の火。強力な権力や軍事力に抗する行動の火を、一連のジャスミン革命では、ソーシャルメディアが導火線となって広げた。ロンドン暴動では「BlackBerry becomes a weapon for rioters in Britain」Blackberryのテキストメッセージングが暴動を拡大する導火線だった(The Economic Times)。
  • 暴徒への抵抗の火。暴徒や略奪者の暴力に抗する行動の火も、バンクーバー暴動やロンドン暴動ではソーシャルメディアが導火線として広げ、緩やかに被害者たちをオーガナイズしている。
  • 復興と互助の火。バンクーバー暴動後にVancouverClean、ロンドン暴動ではRiotCleanupといったTwitterアカウントが復旧のための行動の火を灯し、オーガナイズしている。London riots: Six truly heart-warming responses to the madness | The Periscope Postも悪くない。

2点目について補足すると、シロクマ日報が「暴動とキスとソーシャルメディア」で伝えているように、行き過ぎはあったようだ。ただHUFFINGTON POSTでTara Harrisonがタイトルに冠した「DIY JUSTICE」という言葉には、過剰制裁というけれど、これがなかったら現状は制裁も正義もゼロじゃないか、というような怒りを感じる。もうWikileaks以前、ジャスミン革命以前に戻れないように、きっともうVancouver Riot以前には戻れない。だからシロクマ日報で小林さんは次のように締めている。

有効活用すれば犯罪抑制などプラスの価値を生み出し得るこの状況を、いかにコントロールして、集団リンチ的な状況に発展すること回避して行くのか。関係者が真剣に議論するタイミングが来ていると思います。

このゴールに近いイメージは、「DIY JUSTICE」よりはバンクーバー暴動の際にMelissa Bellが記した「Crowd sourced crowd contorol」だろう。

その彼女のブログは今回、BlackBerryの負の活躍と、デッキブラシで武装したRiot Cleanupsを紹介したに留まっている。僕も爽やかに締めたいので、最後にRiot Cleanupsの良い写真を掲載しているSocial Media Helps Clean up London Riots - Web Hosting Directoryにリンクして終わろう。

昨日(7/8)の夕刻に、この tumblr 上に生成された reblog(クローン?)のどれかが、何らかの tumblr ネットワークに接触したのだと思いますが、わずか 2時間ほどのあいだに、20 回以上の reblog が起こったのです。 これだけなら、まだ、それほどの驚きではないのですが、WordPress の管理画面を見てみてビックリ! なんと、tumblr からのリフェラルが 40回以上も発生し、Twiter、Facebook、Google Reader といった常連たちを押さえて 1位になっていたのです。
(Agile_Cat の tumblr が 大ブレークした ・・・の巻 « Agile Cat — in the cloudから)

Vancouver 2011 Riot Criminal List」は2011年6月のバンクーバー暴動(参考:MSN産経AFPBB News)について、バンクーバー警察署が写真やビデオの提供をTwitterで呼びかけたのを受けて開設されたTumblrサイト。

Washington Post紙のブログポストは「これはクラウドソースによるクラウドコントロールだ(It’s crowd-sourced crowd control.)」と記事をはじめている。Mashableは「クラウドソースのTumblrがバンクーバーの暴動者たちを曝し出す」、The Vancouver Sunは「追い詰める」と記事タイトルにしている。

暴動は徒党を組んで暴力をふるった後、群衆に隠れて逃げてしまう多くの加害者と、個々人として被害を受け抵抗できない被害者という構図だった。ここでは被害者が群集の力を形成し、警察などの組織・機構と連携し、暴徒という群衆への抵抗を、反攻を始めている。

クラッカーの攻撃化にあるPBS Newshourが、代替としてnewshour.tumblr.comで記事を流すと発表

As websites for the NewsHour, Frontline and PBS remain under attack by hackers, the NewsHour has published its transcripts and videos from Monday night’s broadcast to Tumblr for the time being.

災害(この場合人災だけど)対策としての、セカンドチャンネルとしてのTumblrという意味では、Twitterの公式Tumblrとも近いかな?ニュースが全文流されるという点はすごい。

From Etsy」は、「ハンドメイド限定のeBay」とも言われるEtsy(エッシー)FacebookファンページによるTumblr。

メインコンテンツがスタッフ(おそらくファンページの)によるEtsyの商品のセレクションになっている。サイドバーにはスタッフがTumblr内で見つけてLikeした写真が表示されており、Archiveページで見ても映えるメインコンテンツと合わせて、サイト全体が「きれいな写真ブログ」としても十分観られる。

Radium Softwareでふと、安藤日記を思い出した。2005年11月頃の雰囲気は、今のモダンなTumblrサイトそのものだと思う。

開始月である2004年4月には、始めたばかりのテキスト系Tumblrサイトを想起するけど、この頃の日付だけをセパレータにしたいわゆる「Web日記」が、今風のレイアウトになるだけで(少なくとも僕には)Tumblrを感じさせるというのおもしろい。