初期に思ったこと。今でもTumblrの情報伝播は他にない独特なものがあると感じます。
Tumblr Meetup Osaki にふらーっと参加したときはこんなに使うようになるとは思わなかった。いや、参加したから使うようになったのかもとも思う。もっと大きな集まりだったら怖気ついてたかも。
(IZM’s gaibukioku - 収入源で見るTumblrヒストリー - Tsukamoto’s blog)
tumblrを始めて1週間になりますが、まさに「でも結局ブログじゃないの?」と思っていた自分を責めたくなる気持ちでいっぱいです。もっと早く気付いておきたかった。
(獣叫tumblr)
Tumblr Meeetup Osakiは10人に満たないごく小さな勉強会だったけど、こう言ってくれる人もいることが分かった。Tumblr Meetup Tokyoはもう普通にTumblrユーザーが集まって普通に歓談する形のオフ会だったけど、まだOsakiのような勉強会だったり、Tumblr愛をそれぞれが語るライトニング・トークだったりを聞きたいって需要、あるのかも知れないな。
Osakiの資料はこちらとこちら。表示されている通りCC BY-SAなので、どこかで使ってもらっても構いませんし、聞きたい人がいれば勉強会を設定するか、話に行きます。
Tumblelogはただのブログじゃない、というとこれぐらいの反応が返ってくと思う。
決定的な違いとして「reBlogとfollowとDashboardが生まれた」ことや、「RPM(Reblog per Minute)の高さとその効果」はあると思う。
でもそこまでいかなくも、コンセプトとしてDavid Karpがブログではなく「『書くことが好きではない』人間の使う」「自分の思いと画像をできるだけ早くアップできる」ツールを作ろうとしたこと、そして結果としてブログの1,500 Posts per Minteに対してTumblrが20,000 Posts per Minuteのツールになっていることを、そこをつなぐデザインとともに説明できれば、それで伝わるかな、と思う(ダッシュボード等の重要性はそのあとで)。
13日は、できるだけブログではなくTumblelogということの意味も、きちんと抑えて伝えられるように準備したい。
2010年6月に「我が国の情報流通量の計量と情報通信市場動向の分析分析に関する調査研究結果(平成20年度)―情報流通インデックスの計量―」という、情報の流通量と消費量の調査結果が発表されている。情報流通インデックスは、2009年に情報流通センサスに変わる指標として採用されたもの。
スライド5枚目からインターネット上の情報消費量をピックアップしてみる。
人口はほぼ横ばいなので、インターネット上での一人当たりの情報消費量、流通量も総量とほぼ同じ倍率で変化している。
みんなは2.9倍の情報量を消費している。しかも51.2倍の情報量からセレクションしなければいけなくなっている。情報消費量÷情報流通量を「情報フィルタ倍率」と呼ぶとすると、情報フィルタ倍率は2001年は1/63の選択だったのに対し、2008年は1/1119になっていて、実に17倍も大変な選択をしていることになる。
(だからソーシャル・フィルタリングへの流れは必然で、Tumblrのダッシュボードが注目を集めたのは自然な流れ、そして裏返せば発信者が「ソーシャル・フィルタに流れ込みやすくする」ことを考えることは必ず必要になるだろう…?)
Drastic? Dramatic? Tumblr!!:第3回 Tumblrの世界にハマる|gihyo.jp … 技術評論社
Effective Tumblrでやっていることはこれ。Tumblrは集中的に詰め込んだ知識のショーケースとして使える。
このショーケースを見直しながら、僕自身がアイデアや考えの流れを作っていくと同時に、他の人のショーケースを眺めながらの反応も見て軌道修正していく。アイデアの要石になるポストが、みんなに響いてるか。裏づけとして提示しようと思っているデータが、みんなにインパクトを与えているか。考えの断片が、みんなに共感を得ているか、異論がでているか。
余談だけど、考えをまとめる作業は、出来上がりイメージがドキュメントならWiki、テキストならEvernote、スライドならパワーポイントでやっていることが多い。昔は集中的な知識詰め込みフェーズでも、Wikiを成果の倉庫として使っていたのだけど、倉庫ではなくショーケースとして機能してくれるTumblrにこの部分は移った。

サイト数でWordpressを超えたTumblrは、世界全体と比べてどれくらい大きいのか(あるいは小さいのか)考えてみる。Tumblrの統計値は2011年6月17日12:30(日本時間)現在のもの。
Tumblrは多く見積もったとして、インターネット全体に対して、コンテンツ数では0.66%、サイト数では6.07%、利用者数では1.00%を占める…ということになるのかな。
なお、世界のユニークURL数は3年弱前の数字でもっと増えているはず。世界のWebサイト数はアクティブホスト数に絞ると1億440万、一方1ホストで実際に何サイトが運営されているかは考慮されていない。Tumblrの利用者は、一人で複数サイトを持てるので、実際にはこれより少ない。
Tumblr Addict(タンブラー中毒)について考えてみる。Tumblr Addictの中で、リブログやスキ!をもらうことへのAddict、共感中毒(共感ではなくメモ、晒し上げ的なリブログなどもあるので、正確にはリアクション中毒)はあまり良くない種類だと思う。
共感中毒への処方。
リアクションを不可視化する前者はわりと劇薬。そこから議論が転がる楽しみや、やはり共感されることによる適度な嬉しみも削ぎ落としてしまう。だからキューを使う後者をお勧めする。
キューによる抑制効果を高めるには、自動投稿の時間帯をTumblrにアクセスしてない時間帯、例えば睡眠時間帯や就業時間帯に設定する。本当にFast Postの意味がゼロになるし、投稿直後の投稿内容への共感が鎮まってからリアクションを受けるので、「オレの共感をオマエの共感が増幅してアッパー・ハイ!」みたいなことも抑えられる。
相互フォローの傾向、「ファンを増やすにはまず100人フォロー」的アプローチについて考えてみる。
■SNSについて
■マイクロブログについて
■Tumblrについて
■ブログについて
どうだろう。まだ雑かな。Tumblrについて「のまさん、どうぞ」的相互フォロー、つまり人力アグリゲーターをフォローし、そこに流れ込むようなポストを繰り返してフォローされるみたいなのって落しちゃまずいレベルはあるのかな。でもこれは相互フォローじゃなくやっぱりコンテンツドリブンのフォローがたまたま双方向、と思えばいいのかな。
手間とお金をかければ企業が自前で元ポストの素材を大量に作ったり集めたりすることもできる。しかし(これは直感なのだが)一企業が自前で作り出したものを大量にポストすることは多くのフォロワーには支持されない気がする。それはたとえ超有名ブランドがブランド力全開で洗練されたものを次々と送り出しても難しい。Tumblrにはある種の「雑多感」が必要なのだ。これを意図的に作り出すことは難しい。
Tumblr(タンブラー)を情報発信に使う。そして僕がCyclingEXを応援する理由とは。 - 自転車で遠くへ行きたい。
逆に労力レスに記事タイトルのリンクを流しているだけのNews2u.netについて、今月分450件強に「1 note」が2件あるだけというあたりを考えていたのだけど、そっけないから、絞り込まれていないからと言うだけでなく、雑多感がないことことも要因かもしれない。よりぬきデイリーポータルZは選りぬいても雑多感抜群だし、The Mermaid Innは多分意図的に雑多感を演出している。
個人的にはEtsyの販売品セレクションであるFrom Etsyにも雑多感を感じられるのだけど、それがメインコンテンツのポストとサイドバーのLikeの間のギャップからなのか、人手でセレクションしていることによる揺れやブレの様なものからなのか、単に商品のバリエーションからなのかよく分からない。
salvageship: 構造構成主義的Twitter&Tumblr孝
News2u公式Twitterおよび公式Tumblrオープンを受けて。
そのままだと件数が多すぎて読めないけれど、自分のソーシャルフィルタに流れ込みやすくなったことは歓迎というのは面白い。言いかえれば「0ホップでは受け取りたくないけれど、nホップでなら届いて欲しい」というソーシャル・フィルタリング世代感覚。
情報の選別方法が(1)マスメディア・フィルタリング(画一化しやすい)から(2)サブスクリプション・フィルタリング(タコツボ化しやすい)、そして(3)ソーシャル・フィルタリングへ移行する人が増えていくと、コンテンツの質を工夫してフィルタを通過させることだけではなく、まずコンテンツの置き場所を工夫してソーシャル・フィルタに流れ込みやすくすることも必要になるのかもしれない。
「だからといって例えばTumblrに一次情報を流すのか?」と忌避感を覚えるむきもあるかもしれないけど、これは感覚としてはみんなやってるSEOの「検索エンジンに見つかりやすくする」のと同じことを、あたらしい状況に適した形で考えるというだけのことだ。
(…というのは公式Tumblr開設を推す理由になるかな?)